少林寺拳法 > 2級技術 > 十字抜(片手・両手)
□転身蹴
□内受蹴
□切抜(内・外)
□十字抜(片手・両手)
□合掌抜
□横転身蹴
□半転身蹴
□十字小手(片手・両手)
□略十字小手
□十字受蹴
□両手送小手→裏固
□切返抜(片手・諸手)
十字抜とは切抜と同じ握り方をされたのを抜き反撃する方法をいい、片手の場合と両手の場合があります。
十字抜(片手)
布陣は開き構えより、守者は握拳を高めに構えて誘います。攻者は外手首を握り引くか押してきます。
守者は低めの鉤手で守り、鉤手守法をとると同時に頸部に手刀等で当身を行います。
低めに構えた鉤手は支点を極力動かさず肘を攻者の腕の上に被せていき、肘を自分の腹に引戻すように押し下げて抜きます。
その後は裏拳打ちにて、上段攻撃、中段突きの連攻撃か、掌拳による水月打ちの中段攻撃から、熊手か突きによる上段への連攻を行います。
最初は右前で練習し慣れたら左前でも練習するといいと思います。
十字抜(両手)
布陣は対構えより、守者は両握拳を高めに構えて誘います。攻者は両外手首を握り引くか押してきます。
守者は低めの鉤手で守り、後ろの手から十字抜きを行い、抜いた後に肘で水月へ当て身を入れます。
もう片方の手は切抜きを行い、抜いた手は熊手か突きで三日月に当て身します。
最初は左前で練習し慣れてきたら、反対でも練習します。
最初は一つ一つ区切って、慣れてきたら、水月への肘当てと切抜きを同時に行えるようにすると、よりスピーディーに両手十字抜が行えるようになります。
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